人気の“ジェネリック家電” 家電量販店が取り扱い認知上昇
近ごろ、家電業界では、
“ジェネリック医薬品”ならぬ“ジェネリック家電”が注目を集めている。
有名メーカーの商品ではないけれど、必要な性能を持ち、
値段はかなりリーズナブルだ。
「売り上げを伸ばすきっかけとなったのは、東日本大震災です。
震災後、節電志向が強くなり、エアコンより省エネの扇風機が売れに売れました」
こう話すのは、家電コーディネーターの戸井田園子さん。
家族の絆が見直され、家で食事をすることが増えたことで、
ホットプレートやフードプロセッサーなどの調理家電も人気が出ているという。
「そうした家電製品をかなりリーズナブルな価格で発売しているのが、
いわゆるジェネリック家電のメーカーです。最近では家電量販店でも取り扱われるようになり、一般的にも認知されるようになりました」(戸井田さん)
ジェネリックとは、「一般的な」、「ブランドに囚われない」、「無印の」と
いった意味の英語で、特許の切れた医薬品を表すのに使われはじめた。
そこから、機能的にはまったく見劣りしないが、
あまり名前を聞いたことのないメーカーが製造している家電が、
『ジェネリック家電』と呼ばれるようになった。
アイリスオーヤマ(本社・宮城)といった企業が、
ジェネリック家電を発売しているメーカーにあたるそうです。
ジェネリック・・いろいろな分野で
増えていくんではないでしょうか~